みなさんこんにちは、ぴめんです。
他の記事でも書いたことがあるんですが、私は子供の頃ゲームをしたことがありませんでした。
そんな私が(ほぼ)はじめてのゲームで総プレイ時間約5000時間を費やすほどにどうしてこんなにドハマリしたのか?
今回は私が愛してやまないレインボーシックスシージというゲームの魅力について語っていこうと思います。
なぜ、今語るのか?
正直今現在、このゲームは存続の危機にあると思います。
チートの蔓延、ユーザーモラルの低下、ゲームバランス等々により急激なユーザー減少が起こっています。
実際、プロチームクランやプロ化を目指して活発に活動してきたクランなどの解散も目立ちます。(こちらに関してはプロリーグに上がるためのチャレンジャーリーグがアジアで開催されなくなった背景などもあると思っています)
しかし、こんな現状ですらこのゲームのマルチプレイはしっかりマッチングするんです。
これだけ劣悪な環境にあってもプレイしているユーザーがたくさんいるということはやはりとても魅力のあるゲームなのだと思います。
実際に私もプレイしていて理不尽なことや苦しいこともたくさんありますが、楽しいが勝るためこのゲームを毎日プレイしています。
確かに改善してほしい点もたくさんあります。でもそれに勝る魅力がたくさんあるゲームなんです!
まだシージをプレイしたことのない新規ユーザーの方に、一度シージを離れてしまった方に、もう一度このゲームの魅力について知って、見返していただける機会になればと思いこの記事を書きました。
すべてを書ききれるわけではありませんができる限り思ったことを書いていこうと思います。
ではいきます!
魅力1 環境破壊、構築によって自分の手で射線が作れることの奥深さ
このゲームは、防衛側に与えられた30秒の準備フェーズがあります。
その準備フェーズの間に補強をしたり、ショットガンやインパクトグレネードなどを使って自分たちに有利な射線、壁となる補強を作っていくことができます。
逆に攻撃側はその構築された環境を破壊し、自分たちに有利な環境を作っていきます。
要するに、純粋にただ撃ち合うFPSではなく撃ち合うために自分たちにとって有利な環境を構築して戦うゲームなんです。
私もいくつかFPSを触ってきましたがここまで環境破壊・構築を駆使して戦うFPSは他に思い当たりません。
この環境破壊によってシージの撃ち合いや攻め方・守り方に戦略性が生まれていることが魅力の一つだと思います。
また純粋なFPS要素の立ち回りだけでなく、マップの理解度・空間把握能力も重要な要素になっていて、故に研究のしがいがありこれらの要素によってシージは長く楽しめるゲームになっています。
魅力2 オペレーターごとのガジェットがユニーク
現在このゲームには防衛オペレーターが27、攻撃オペレーターが27の合計54オペレーターいます。
武器・ガジェット・サブガジェットはオペレーターごとに異なり、メインガジェットはオペレーター固有の能力です。
オペレーターごとに交戦回数・距離が違ったり、味方にのサポートをするオペレーターや敵の前に立ちはだかり盾になるオペレーターなど様々です。
そのため使うオペレーターによって役割がことなり、立ち回りが変わってくるため、54の動きを考え習得していく楽しみがあります。
リリースから5年も経っているこのゲームがスルメのように味わい深く(笑)長く楽しまれている理由はこのオペレーター数にもあると思います。
1つのオペレーターに対しアンチになるオペレーターが存在するためゲームバランスの調整はとても繊細なものです。
新しいオペレーターが出てくるたびにバランスは大丈夫なんだろうか??そんな考察を繰り広げるのもこのゲームの魅力。
「このオペレーターが最強」「じゃあそれだけを練習しよう!」これでは勝ち上がれないのがこのゲームの良いところで…
各オペレーターの存在は魅力1でも伝えた環境構築とも密接な関係があり、より複雑で多様な戦力性を生み出しています。新オペレーターの出現により今までは『この環境構築をした後にこのオペレーターを使って、この動きをするのがかなり強かった』けど、新オペレーターの登場でその動きがまるで効果を生まなくなった、のようなこともありえます。
そういった理由もあり、バランスよくたくさんのオペレーターを使って戦略を考えていく楽しみが増え続けるのもとても面白いです。
今後100オペレーターまで増やしていく予定との話も出ているようなので、全く別のゲームになる可能性すらあるオペレーター追加は個人的にはかなり楽しみかつ魅力的な要素です!
魅力3 ドローンの支給
シージは攻撃側にドローンを2つ支給されます。
これによって敵の構築している建物の中を確認してからエントリーすることができます。
シージをすでにプレイしている方からすると当たり前な存在になっていますが実は重要なシージの特徴です!様々な射線を作ったり、ガジェットのあるこのゲームだからこそドローンで確認し敵の陣地に入っていくことはとても重要かつ、面白い要素だと思います。
例えば、フロスト・カヴェイラ・パルスなどは敵に存在を確認されないように準備フェーズに駆け引きをします。
攻撃側がドローンで索敵をしているとき、大抵はドローンを撃ったり叩いたりして破壊しますが、あえて壊さずにいることで自分の位置情報を撹乱できたりもします。
ドローンでの駆け引き要素もシージならではの魅力だと私は思っています。
魅力4 オペレーターの動きのリアルさ
シージはリーン(右左に傾いて銃を構えること)という動きがあるゲームです。
腰撃ちの状態でもこのリーンができるんですが、これはかなりシージの魅力要素の一つだと思います。
このリーンを駆使することで建物の影からピークするときの動きがリアルになっているような気がします。(実際に銃を構えたことがないのでリーンは現実でするかわからないですが…)
これは個人的な感想なんですが、シージは動かしてる視点がすごくリアルに感じます。
どの要素にそれを感じるのかな?と考えてみたんですがはっきりした答えは出ませんでした…
シージをしたことある方、他のゲームをしてこれを感じたことないですか?
このゲームには引き込まれるような入り込むような視点を感じます、これは私がシージを好きすぎるがゆえかもしれませんがまだこのゲームをプレイしたことのない方にはぜひとも実感していただきたいポイントです。
操作しているというより自分が動いているような感覚…私は他のFPSにはそれを感じられませんでした。
きっとそれを感じることのできるゲームが出てきたら夢中になってやるでしょう、でも今はシージ以外で見つけられていません。
最大の魅力 エイム力だけではなくチームに貢献できる
もちろんFPSなのでエイム力はあるに越したことはないです。
でも、シージはガジェットでのキルもできますし、カメラを見て味方をサポートするだけでもチームに貢献することができます。
もっと言ってしまえば、防衛側なら補強をするだけでもチームに貢献していると言えます。
よく初心者向けではないと言われるこのゲームですが、私は決してそんなことはないと思うんです。
覚えることは多いです。自分で思考しないといけないことも多いです。でも決して初心者に優しくないゲーム性ではないと思います。
エイムで撃ち勝てない相手にでも勝ち筋を見いだせるゲームです、言ってしまえばオートエイムを使っているハッカーにすらガジェットを駆使すれば勝つことのできるゲームなんです。
覚えることが多いのも、自分で色々な事を考えないといけないというのも、逆を言えばそれだけプレイヤーの判断で勝利に貢献できる楽しみがあるとも言えます。『これだけやってれば勝てる』というゲームはもはや作業になってしまいますよね…
また、味方に貢献できた分だけポイントが反映されるMVPという制度もあります。実際、私はPCのシージで下手ながらXboxのコントローラーを使ってシージをプレイしていました。それでも楽しめていたんです。
なぜか?チームに貢献ができた!その満足感を強く感じられる要素があるからです。
強くてキルできる人だけが偉いと言うようなゲームではない、そういった部分で本当に魅力のあるゲームです。
シージの魅力は語り尽くせない…
正直シージの魅力は語りつくせません。1日中かけて話しても話し続けられる自身があります。私はそれくらいシージが大好きで、「ただのオンラインゲーム、5年も経てば衰退もするだろう…」そんなふうには考えられません。
きっと同じ気持ちの人がたくさんいると信じています。
口では「シージなんて…」そう言ってる人たちも、実は同じ気持ちでシージが変わればユーザーが戻ってくれば「またシージをしたい」そんなふうに思っている人が多いのでは?と思っています。
現状のシージはUBIに改善してもらわないとどうにもならない問題点もたくさんあります。でも既存ユーザーの意識が変われば改善される問題もたくさんあります。
5年たった今でも新規ユーザーはいるんです。そんな方々にシージを楽しんでほしいと思うし、好きになってほしいなと思います。
シージの魅力を知っている既存ユーザーの私達が、あの頃はよかったと思うだけでなく、その理想を新規の方が感じられるように、どうか一度シージの好きなところを思い出して、ユーザーが改善できる問題に各々取り組んでもらえたら…考え直してもらえたら…と思います。
ユーザー依存の改善できる点もたくさんあります。
はじめにも少し書きましたが、レインボーシックスシージは今、大きな岐路に立たされていると感じています。このままの状況が続けば、プレーヤー人口が減りマッチができなくなってしまうかもしれません。そんな状況は誰も望んでいないと私は思っています。
私たちプレーヤーにはどうすることもできない部分ももちろんありますが、少なくともプレーヤー同士がモラルをもって、みんなが楽しめるようにすることはできるはずです。人にされて嫌なことはしない。それだけでも違うと思いませんか?
少し話は飛びますが、レインボーシックスシージは、レーティングで日本では17歳以上が対象、海外でもレーティングによりますが17歳以上や18歳以上が対象となっているゲームです。私はここで、その年齢以下の人はやるなとかそういうことが言いたいのではありません。
17歳や18歳以上という年齢は、私はもう十分に他人の事を思いやったり、考えたりできる年齢だと思います。負けが込んでストレスがたまったり、ラグなどで勝ったと思った撃ち合いに負けて悔しいことももちろんあります。ただそのストレスやイライラを他人に向けたり、人に言われて、されて、傷ついたり不快に思うようなことをするのはやめませんか?
負けが込んだり撃ち負けたり、そんなときに「今のはしょうがないよ!」「ナイストライ!」「次のラウンドは頑張ろう!」味方からそう言われるだけでも少し違いませんか?もし違うと思ってもらえたら、是非チャットでもいいので実践してみてほしいです。
「死ね!」「ゴミ!」「クズ!」そういった言葉をかけられたら、イライラもするし頑張って勝とうなんて気持ちにならないですよね。シージをしていてそういう言葉を言われてプレーヤーがいなくなったら、シージもできなくなってしまうんですよ?楽しいからやっているはずのゲームでした行動が、ゲームを衰退させてしまったら本末転倒だと思いませんか?
そもそも見ず知らずの相手にそんなことを言ったり、相手が嫌がることをしてはいけないなんてことは、シージの対象年齢をクリアされてる方ならわかりますよね?対象年齢って、そういうことも含んでいると私は思います。
私がこんなことを言うのもなんで?と思う方もたくさんいると思うんですが…
とにかくシージが好きで少しでも長くみんなが楽しんで続いてほしい、心からそう思うんです。
ぜひシージの好きなところ、いいところを思い出してこのシージの苦しい時期を一緒に乗り越えられたらと思います。
ちょっと最後脱線しましたが…とにかくシージ大好きです!!今日もする!!
それでは皆さんまた別の記事でお会いしましょう、シージが長く続きますように。